電流情報量診断システム
「T-MCMA」について
『T-MCMA』は、電流センサを配電盤内の動力線にクランプし、モータの駆動電流信号を解析することで、回転機械のモータと負荷側機械の状態を高精度に監視・診断するシステムです。
技術コラム
TECHNICAL
COLUMN
電流情報量診断システムに関する情報・知識コンテンツ
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インバータ故障の原因と具体的な対処法とは?修理と交換の判断基準も解説
インバータの故障による突然の設備停止で、原因究明や復旧手順の確認にお困りのご担当者様に向けた記事です。本記事では、故障の主な原因や対処法、修理と交換の判断基準を詳しく解説します。現場での迅速なトラブル解決と、今後の再発防止策を検討する際の一助としてぜひご活用ください。インバータ故障は過負荷や熱暴走が主な要因となるため、まずはエラーコード(アラーム)の確認から原因を切り分けることが早期復旧の鍵となります。 インバータが故障する主な原因とメカニズム インバータが突然停止する背景には、いくつかの典型的な原因が存在します。過剰な電流や周囲温度の上昇、内部部品の劣化など、要因によって機器への影響は異なる点に注意してください。原因の特徴を理解しておくと、トラブル発生時に迅速な判断ができるはずです。まずは代表的な故障メカニズムを整理し、自社設備に当てはまる項目がないか確認してみましょう。 過負荷や過電流による保護機能の作動 インバータが停止する理由として、過負荷や過電流がよく挙げられます。設備を動かすモータに大きな負担がかかると、規定以上の電流が流れてしまう点に注意が必要です。この状態が続くと内部の […]
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設備監視システムとは?導入メリットから選び方、課題解決策まで徹底解説
工場の巡回点検に限界を感じている保全担当者の方に向けて、設備監視システムの基礎から導入のメリット、選び方までを解説します。人手不足や突発的な設備トラブルの対応に疲弊していませんか。この記事を読むことで、自社に最適なシステムを選定し、業務効率化に向けた具体的な検討を始められるようになります。 設備監視システムとは? 工場の安定稼働を守るために、設備監視システムの重要性が近年ますます高まっています。ここでは、システム自体の定義や、従来の手法からどのように変化しているのかを整理していきましょう。 設備監視システムの定義と主な目的 設備監視システムは、工場内にある生産ラインや機械の稼働状況を常時モニタリングするための仕組みです。各種センサーやネットワークカメラを活用し、機械の温度や振動といったデータを収集して一元管理することが主な役割となります。システムを導入する大きな目的は、人手不足の解消とトラブルの未然防止にあります。 「2026年版ものづくり白書」(経済産業省・厚生労働省・文部科学省)によれば、製造業の就業者数は2025年に1,033万人と減少傾向にあります。このような背景から、限られた […]
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電流診断(MCSA)とは?仕組みやメリット、モーター保全の活用事例を解説
設備の予期せぬ故障を防ぎたいけれど、振動診断用のセンサーを取り付けるのが物理的に難しくて悩んでいるという状況はないでしょうか。 この記事では、安全かつ簡単にモーターの状態監視ができる手法として注目されている「電流診断」について、その仕組みや導入メリットを解説します。 電流診断とは モーターなどの回転機械を安定して稼働させるためには、異常の兆候を早期に捉えることが非常に重要です。電流診断は、モーターを駆動させるための電気信号そのものを活用して、機械の健康状態を評価する技術を指します。専門的にはMCSA(Motor Current Signature Analysis:電動機電流特徴解析)と呼ばれ、近年多くの製造現場で導入が進んでいます。 電流診断の仕組みと基本原理 モーターに電力を供給すると、内部に回転磁界が発生してローター(回転子)が回り始めます。このとき、設備が正常な状態であれば、モーターに流れる電流は一定の滑らかな波形を描きます。 しかし、モーター内部の部品が劣化したり、接続されている機械に異常な負荷がかかったりすると、内部の磁界にわずかな乱れが生じることになります。この磁界の乱れ […]
導入事例
Case Study
電流情報量診断システムを通じて解決した
ソリューションをご紹介
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事例:ターボブロワ ベルト・プーリ摩耗
Summary 運転中はカバーに覆われて目視点検ができず、振動を計測しても値が大きく判別が難しい——ベルト駆動のターボブロワは、状態監視の難しい設備の一つです。T-MCMAの電流解析でベルト通過周波数成分(Lx)を監視することで、ベルト・プーリの摩耗の進行を運転中に捉え、点検での摩耗確認と交換後のパラメータ改善まで、一連のサイクルを定量的に追跡できた化学プラントの事例をご紹介します。 項目 内容 業種 化学 対象設備 ターボブロワ(廃ガスブロワ、ベルト駆動) 異常事象 ベルト・プーリの摩耗 従来手法の限界 運転中はカバーがあり目視点検が困難、振動値は高値で異常の判別がつかない 着目したパラメータ Lx(ベルト通過周波数の2倍成分) 診断結果と検証 点検でベルト・プーリの摩耗を確認(診断と一致)、交換後はLxの改善を確認 効果 劣化の進行度合いを運転中に確認可能/計画的な交換への活用 導入の背景・課題:「運転中は見えない、振動でも分からない」 対象設備は、廃ガスを送るベルト駆動のターボブロワです。ベルト・プーリは摩耗が避けられない消耗部位ですが、状態把握には次の難しさがありました。 そ […]
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事例:軸流ポンプ キャビテーション
Summary 複数台の同型海水ポンプのうち、どの機器でエロージョンが進行しているのか——振動診断では兆候が現れず、開放点検まで分からなかった損傷を、T-MCMAの(KI)で運転中に特定。部品手配のリードタイム短縮と在庫管理の最適化を実現した化学プラントの事例をご紹介します。 項目 内容 業種 化学 対象設備 軸流ポンプ 異常事象 キャビテーション(流体異常)に起因するエロージョン 従来手法の限界 振動診断ではトレンドに変化が現れない 着目したパラメータ KI 効果 異常機器の特定/部品手配時間の短縮/在庫管理の最適化 導入の背景・課題:「どの機器が損傷しているのか」が分からない 対象設備は、海水の送水に使用している軸流ポンプです。同型の機器が複数台設置されており、定期的に振動診断を実施していましたが、トレンドに変化は見られませんでした。 ところが、開放点検の際に一部の機器でエロージョンによる損傷が確認されました。振動に兆候が現れないため、次のような課題が残っていました。 そこで、振動では捉えにくい流体異常の検知にも有効な電流解析T-MCMAを導入し、海水ポンプの状態監視を開始しま […]
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事例:真空ポンプ 生成物付着
Summary 真空乾燥工程で使用している真空ポンプについて、ロータやケーシング内部への製品付着を起点としたトリップ(停止)リスクが課題でした。既存の診断方法では状態を継続監視できず、「いつまで運転できるか」を判断しにくいため、余裕を見たTBM(時間基準保全)になり、保全費用が膨らんでいました。 T-MCMAを導入し、真空ポンプの内部状態を電流信号から監視することで、付着進行の度合いに応じた運転継続判断が可能になりました。結果として、突発停止の予防と、整備周期の最適化によるコスト低減につながっています。今後は、駆動方式やロータ形状が異なる真空ポンプにも適用を広げ、監視システムとしての活用範囲を拡大する方針です。 課題:付着起因のトリップを事前に捉えられず、TBMでコスト増・生産ロスを懸念 対応:T-MCMAで電流から内部状態を監視し、付着の進行を把握 効果:運転継続可能期間の見通し、整備周期最適化、突発停止の予防 展望:駆動方式・ロータ形状が違っても同一の考え方で評価できる仕組みに 機器名称 真空ポンプ 機器構造 ベルト駆動 ロータ三葉式 運転方式 連続運転方式 導入の背景・課題 真 […]
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